2018/12/29
太気拳には希望がある 3


分裂
太気拳には希望がある3
青年柴田が29歳のときに転勤、学生時代につづく、第二の東京生活がはじまりました。
またこれで昔の道場に戻れる。あの環境で稽古できれば、「まだ俺にも少しは伸びしろがあるかもしれない」という期待もありました。
しかし・・・。
折りしも、極真会館は分裂騒動の真っ只中、今の道場も、前の道場も、その又前の道場も、
全て同じ流派を名乗りながら違う組織へと分裂して行きました。そして青年柴田も行き場を失ったのです。
しかたなく職場にあった伝統空手部に顔を出して稽古をする毎日でした。
寸止めの組手も新鮮でフルコンには無い技術、スピードも勉強になり楽しかったのですが、やはり物足りない。とも感じていました。
また、戦わない、稽古すらしない先輩が幅を利かし、威張り散らすのも違和感がありました。
フルコン系では、選手を道場全体でバックアップしようという気風があったからだと思います。
(稽古をしている先輩は、威張り散らしたりせず、技も勉強になりました。特に稽古に向かう姿勢は今でも尊敬しています)
また極真二段ということで、ずいぶん苛められもしたものです。(上記、一部の先輩ですが)
ただ、「極真二段がそんなものか」と思われるのも癪でしたので、稽古は続けました。
フルコンに比べ、基本、移動稽古に対する要求が多いのも非常に勉強になり
特に自分の動きの癖が矯正されたという意味では良い経験となりました。
そんなあるとき、フッと頭をよぎったのが「太気拳」という言葉でした。
つづく